こんにちは。管理人の中村佳太です。
町民との懇談会を北村吉史議長(大山崎町議会)が無断欠席したそうです。
詳細について管理人が調べた範囲で書きます。
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2024年1月27日(土)に中学校給食無償化をテーマとした「大山崎町議会と町民との懇談会」が開催されました。
この「大山崎町議会と町民との懇談会」とは町民からの申請を受けて議会が主催者となり開催されるものです。申し込み方法等は大山崎町のホームページに掲載されていますが、現在は申込み受付が休止されています。休止の理由については「懇談会の開催方法等のあり方について研究・協議を行っているため」と書かれていますが、ここでの「懇談会の開催方法等のあり方」とは新聞報道等もされている「内規問題」で問題とされた内規(ルール)を指しているものと思われます。
1月27日(土)の懇談会は、受付が中止される前、すなわち内規の作成前に申請が受理された3つの懇談会のうちのひとつです。
この日の懇談会に参加した町民複数人から、「出席予定であった北村吉史議長が連絡も無く欠席した」との話をききました。
詳細を確認するため、管理人が議会事務局へ問合せたところ、この懇談会の担当議員である辻真理子議員から連絡がありました。
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確認できた事実は、以下の通りです。
①事前の議会と町民との出席者確認において、北村吉史氏(議長)は「出席」で両者合意していた
②当日、懇談会の開始時刻になっても北村吉史氏が現れなかったが、予定通りスタートした
③懇談会の最中、出席した議員から北村吉史氏に連絡をしたが繋がらず、結局、会が終了するまでに北村氏は現れず連絡も無かった
④終了時に出席議員から町民に対し、北村吉史氏の無断欠席について謝罪した
⑤懇談会終了後、その日のうちに辻真理子氏が北村吉史氏に連絡を取ったところ繋がった。無断欠席の理由を聞いたところ「急な仕事が入った」「連絡を入れる余裕も無かった」とのことだった。辻真理子氏は北村吉史氏からも直接町民代表者に連絡するよう伝えた。
⑥北村吉史氏は町民代表者への連絡を試みたが、両者のタイミングが合わず現時点(管理人と辻真理子氏が話した2月8日時点)で話はできていない(懇談会は1月27日)
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10秒もあればLINEぐらいできます。
連絡することもできないとはいったいどういう状況でしょう?
先述した「懇談会適用内規」は北村吉史議長が原案を作成したものであることが1月15日の西田光宏議員の発言から明らかになっています。そしてそこには、「基本的な参加者」として「議長」と書かれています。今回の懇談会は内規の適用外ですが(内規作成前の申請のため)、「この内規は議会としての基本的な考え方なので、現時点で受付けている3つの懇談会についてもこの考え方で開催するよう申請者(町民)にお願いする」と話していました。
それにも関わらず、(自ら書いたルールを守らずに)北村吉史議長は無断欠席したことになります。
※この記事の最後部に「懇談会適用内規」の原文を掲載します
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議長は議会の代表です。
その議長が事前に約束していた町民との懇談会を無断欠席するなど、決して許されません。
そして、町民との約束を守れない議員に町民と議員との対話の場である懇談会のルール(内規)を作る資格などありません。
この内規は撤回したうえで、町民も含めた検討の場を設け、あらためてゼロから懇談会のルールを作ることが必要です。
管理人・中村佳太
<「懇談会適用内規」の原文>