こんにちは。管理人の中村佳太です。
大山崎町議会・第2回定例会(6月議会)に私は『委員会等会議録のインターネット公開を求める陳情書』を提出しました。
全文は以下の通りです。
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委員会(6/14議会改革特別委員会)での審議(結果は「採択」)を経て、6月21日の最終日・本会議にて賛成多数により「採択」となりました。
なお、各議員の賛否は次の通りです。(順不同・敬称略)
<賛成(8)>
堀内、朝子、辻、小畑、井上(治)、徳本、島、井上(博)
<反対(3)>
西田、山中、波多野
反対した議員の反対理由は次のようなものでした。
「議員には予算提案権がないため、実現を約束できない」(山中議員)
「小さな町が率先するには生煮えの状態だ」(波多野議員)
山中議員の反対理由について、この理屈でいくと「予算が必要な陳情はすべて不採択」としなければならなくなりますが、山中議員はそれで良いのでしょうか?
賛成した議員は「かかる予算については今後慎重に見ていく必要があるが、方針としてこの陳情に賛成する」としていて、こちらが真っ当な考えでしょう。
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陳情の採択を受け、今後予算化が行われ、実現していくものと思います。
今回の陳情は、本サイト(「開かれた大山崎町議会を求める町民アクション」)の最大の目的である議会の情報公開を進めるためのもので、実現すれば昨年別の町民から提出された陳情が採択され現在準備が進んでいる「議会のオンライン配信」と併せて「開かれた議会」に向けての大きな一歩になります。
ただ、どのようなスケジュール感で進むのかは見通せませんので、これからの動きも注視していきます。
ぜひみなさんにも引き続き関心を持っていただければと思います。
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なお、陳情書本文の内容とは別に、陳情書の「留意事項」に記載していた「陳情者からの意見聴取」についても報告しておきます。
6/14の委員会の冒頭、島委員長から「陳情者からの説明を受けるかどうか」についてはかられました。しかし、「陳情内容に疑問点はなく説明は不要」との声があり、反論もなかったため、残念ながら管理人が話す機会は作ってもらえませんでした。
ただ、「今後に向けて陳情者からの意見聴取のあり方を検討しよう」という話にはなっていたので、一石は投じられたのかなと思っています(山中議員は「いちいち陳情者から話を聴いていたら大変だ」と否定的でしたが…)。
管理人・中村佳太