こんにちは。管理人の中村佳太です。
今日はずっと思っていることをみなさんと共有したいと思い、ブログを書くことにしました。
共有したいこととは、大山崎町議会のハラスメント体質についてです。
管理人は今年の春から大山崎町議会を傍聴するようになったのですが、傍聴をはじめた当初から気になっていたことが、一部の議員から町の職員に対するハラスメント的な言動や態度です。
委員会などの会議の最中や休憩時間、会議終了後などに議員が職員に対して高圧的な態度で接したり、理不尽な要求をしたりしているのを何度も目撃しました。
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最近も委員会の中である案件について説明をした職員に対し、委員会の終了後、山中一成議員が「おまえは何でこのタイミングでこの件の説明をするんだ!?」と叱責していました。
山中一成議員の指摘した内容自体(このタイミングでこの件の説明をするべきかどうか)については管理人にその是非は判断できませんが、少なくとも周りに他の職員や議員、さらには一般町民がいる中で、大きな声で職員を「おまえ」呼ばわりし叱責することはパワハラに該当する可能性のある行為だと思います。
他には、2023年11月21日開催の「複合施設特別委員会」での図書室についての議論の中で、波多野庇砂議員が職員複数人に対し、「高島屋に新しくできた蔦屋(書店)には行ったか?行ってない?(職員は)全然やる気ないんですよ」などと発言していました。
出来たばかりで、しかも「民間の施設」で、しかも「(図書室ではない)書店」に職員が行っていないことを理由に「やる気が無い」と責めるのは理不尽という他ありません。
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こうした言動は管理人だけでなく他の傍聴者も気にしていて、傍聴のあとに「あれは職員に対するパワハラでは?」といった話を何度かしたことがあります。
議員によるパワハラは現在全国的に問題となってきていて、各地で条例の制定などが行わているそうです。詳細はこちらの朝日新聞の記事に詳しく載っているので、ぜひ読んでみてほしいです。
傍聴した町民ですら感じるこうしたパワハラ体質を無くすため、大山崎町議会でも議員によるパワハラを防止する条例の制定などを検討する必要があるでしょう。
また、議会がオンライン配信されていないことも、パワハラ体質の維持・強化につながっていると思います。議会がオンライン配信されれば、議員が視聴者を意識することでパワハラの抑止につながると考えられるからです。そういった点でも、議会は積極的に「開かれた議会」を目指す必要があるといえます。
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最後に、職員に叱責したり理不尽な要求をするような議員を選んでいるのは私たち大山崎町の有権者です。職員が働く環境を悪化させている原因を作っているのは自分たちであることを、私たちはもっと自覚しないといけないと自戒も込めて思います。
明日(12月5日)から、12月議会がはじまります。
できる限り傍聴して町民の監視の目を議会に向けること、私たちが選んだ議員や町長が本当に町民や職員のために働いているかをチェックすることが、議会のパワハラ体質を改善するためにまずできることだと思います。
管理人・中村佳太