こんにちは。管理人の中村佳太です。
本日2023年11月21日に開催された大山崎町議会「複合施設特別委員会」の傍聴に行ってきました(一般傍聴者は15名ほど)。
以下、<主要なポイント>と<管理人の感想>です。
※あくまで管理人が傍聴して気になったポイントをまとめたメモです。網羅性はありませんし、正確性も担保しません。
<主要なポイント>
複合施設特別委員会はAチーム(共産党)とBチーム(大山崎クラブ(自民党)及びその他全ひとり会派)に分かれて検討を続けてきています。
本日の委員会でAチーム(代表:朝子直美議員)は従来通り「町から提出されている基本設計に賛成」との立場をあらためて表明し、一刻も早く結論を出すよう求めました。
一方のBチーム(代表:山中一成議員)は、前回の委員会までに3つの案を提示していましたが、今回大きく方針を転換し「建設費用が高騰してきているので、現状の計画では費用がいくら掛かるか分からない。なので、(当初の試算)18億円以内で建設できるよう抜本的に計画を見直すことを町側に要請する」とのことでした。
それに対しAチームからは、「“特別委員会で議会としての案を作り町側に提示する”という話だったのに、それでは丸投げではないか」との指摘がありました。山中議員は「丸投げとは失礼だ!」と返していました。
また、「抜本的に見直すよう要請するとのことだが、3つの施設を複合化することは変わりないか?」との質問には、「18億円という金額を守ることが第一だ。場合によっては(複合化せず)公民館だけを建て替えることなども考える必要がある」(山中議員)との回答でした。
<管理人の感想>
町側が提出した基本計画に議会が反対したことから作られたのが複合施設特別委員会であり、その目的は「委員会を通じて議会側としての案を作り、それを町に提出する」というものであったはずです(この事は過去の議事録からも明らかなので、興味ある方はぜひ本サイトから読んでみてください)。
このことを踏まえると、何ら案を示さず18億円という金額だけを提示し計画を作り直せと町に要請したBチームの姿勢は、委員会としての責任を放棄し、町側にすべてを丸投げするものと言わざるを得ません。
「18億円以内に抑えることが必要」というのであれば、18億円以内に収まる案を作り町に提示することが特別委員会の本来の役割のはずです。
山中議員の発言で傍聴席はびっくりしてざわざわしてました。
僕自身は驚きを通り越して笑ってしまいました。
でも笑っていられる状況ではありません。
委員たちは、自分たちの役割を改めて見つめ直し、早期に案を提示したうえで町との協議を進める責任があります。
<今回発言しなかった議員>
本日の2時間10分ほどの委員会の最中、1度も発言をしなかった議員は以下の3名です。
・西田光宏 委員
・徳本修司 委員
・小畑孝信 副委員長
以上です。
もし何かご質問があれば、お気軽にメッセージください。
管理人(中村佳太)